2018か19年頃、好きな作家が2人いて、その方々の写真を毎日、穴が開くほど眺めた。
そのうち、お二方はColor Implosionというフィルムを使っていることを知った。
このフィルムは2017年に販売終了していて、どれだけ探しても買える場所がなかった。
あくる日もあくる日も、メルカリでこのフィルムの名前で検索し続けた、ら、
3つ3000円で買えた。まだ1つしか使っていないので、あと2つをどうしようか。。。

このフィルムは予測不可能な色を楽しむ実験的なものだから、デジタルで再現するのは少し躊躇われる。
だけれど、私はとにかく、このフィルムがつくる色と肌理が好きだった。好きで仕方がなかった。
試行錯誤して、なんとかプリセットをつくった。
これをデジタル写真に適用させたら、思わぬ色に転んだりして、うれしかった。

このフィルムの正体は何なのか。期限切れフィルムを赤だけ強くさせたような。